溺愛とはなんでしょう?



だって同姓同名で、同じ誕生日の人なんて滅多にいない…。

それに、家だって凄かったし…もう、点と点が繋がったって感じだよ…

先輩って…全然違う世界の人だったんだなぁ。

だって、婚約って…さ

「うっ……、婚約するなら最初から好きだなんて言わないでください…好きにさせといて…」


私は、泣きながら会場を一人出ていく

会場を出ていくと、慌てた様子の日華くんが私の手を掴む。


「未来…」

日華くんに、優しく抱きしめられると


「う…っ…」


その暖かい温もりのせいなのか、一気に気が抜けたせいなのか、日華くんの胸の中で大泣きしてしまう。