「その…甘い物でも、食べる?いや…買いすぎただけだから、その…深い意味は、無いから」
「ふっふふ…ありがとう!!」
たぶん、日華くんってツンデレってやつだよね?
言うと、怒られそうだけど…。
日華くんのお陰で笑えては、いるけど…
やっぱり先輩のことを思い出しちゃう度に、胸のあたりが苦しくなる。
私のこと知らないって言われたのに、先輩のこと全然嫌いになれないんだよね
不思議…。
会えない日々が続く度に、好きが溜まってくみたい
「はぁ…」
「なに?緊張してるの?」
私の溜息に心配そうに見つめてくる日華くん。

