溺愛とはなんでしょう?



「んー…、これが良い!!」


部屋の中には、沢山の可愛いお洋服や、靴がお店のように並べられていた。

「いや、これも良いな…」


彼は、並べられている服を見て、楽しそうに笑ってるけど…私をここに連れてきて、なにが目的なんだろ?


「さ、これに着替えて!!」


フリフリの可愛い服と靴を渡されると、身体を押されるように着替えスペースへと移りカーテンを閉められる。

「え!わたしが、これを着るんですか!?」

カーテン越しに問いかけると

「そうだよ!早く着替えて俺に見せて」

と、言うけど…これは、フリフリ過ぎませんか?


……あまりのフリフリさに、躊躇しながらも急かされながら袖に手を通す。

「あの…、着ました…」

そっとカーテンを開けると彼は、クリクリの目を更に大きくしながら、興奮したように手を叩く