喉を鳴らしビクビクしながら、車を降りると洋風の可愛い家が目に入る。
「…あの、ここは?」
「可愛いでしょ?」
「はい!!」
本当に、可愛い家…
まるで、人形さんが住んでいるような…。
「ああー、たのしみ!!!」
隣の彼は、子供みたいな無邪気な笑顔で笑う
一体、何が楽しみなんだろ…?
家の中に入ると、まるで夢の世界のような可愛らしい家具や人形が並んでいて女の子なら一度は、憧れるような内装だ
「すごい…ですね!」
「でしょでしょ!この、家は、俺の癒しなんだ!」
そう言って、彼は、部屋の奥にあるアンティーク調の扉を開ける。

