「……………………って感じ。」


「ふむふむ、令の言ってる女の子は、絶対朝日未来だな」

「朝日未来?」

「天使のような幻の美少女だ。あの手の美少女は、お前の完璧容姿を持ったとしても、そう簡単には、落とせないだろう…」


「じゃあ、どうすればいいんだ?」


「あの手の女の子は、強引さに弱い…。だが、お前は、自分の容姿に恵まれ過ぎて、今まで狩りモードになった事がない!そう!攻めを知らないんだ!お前は!」


……んー、強引にか


「でも、逆に嫌われね?俺、強引なの嫌い」


「じゃあ、諦めろ」


…コイツ、俺で遊んでやがる。


ニヤニヤしながら、俺を煽ってくんの腹立つな。


「…はぁ、やるやる、で?強引って?」



健人は、「そう来なくっちゃ」と言いながら、大げさに指を鳴らすと、ノートとペンを取り出し、以外にも細かく作戦を書き始めた。