そんなことを考えてたら、いつの間にか曲決めを始めていた。 「おーい誰か指揮と伴奏してくれる奴いねーか?」 担任の声に、周りがザワつく。 『指揮とかできねーよ!』 『いやいやピアノのほーがムズいだろ!』 『それな!』 『伴奏は女子の役目だろー』 『女子でもあたしは弾けませんー!』 『まぢそれ!右手と左手違うことするとかムズすぎだよねー!』 『お前ら女子が弾けないなら男子には無理だろ!』