駅へ行くと、すぐに瑠衣君を見つけた。


人が多いのになんで分かるかって?

それはね。ものすごい女子達の群れがいるから。



『今から一緒に遊びません?』

『美味しいご飯屋さん知ってますの。』


とか色々。はぁ。流石だな。

どうしようか迷っていたけど、勇気を出して行こう!

「る、瑠衣君!」

「稀唯!どこ?」

返ってきた!背低いけど、私に気づいてくれるかな?

瑠衣君は女子達の群れから抜け出してコッチをむいた。


「瑠衣君!こっち!」

精一杯大きい声を出す。

きづいてくれた!