「修、おはよう。」

目覚ましが鳴り、制服に着替えリビングに降りると


慣れたように、結は席について朝ごはんを食べていた。


「修も早く食べなさい。」


母にそう言われ、自分の席に座った。


朝が苦手な俺は、学校がある日は、いつも


結が家まで迎えに来てくれるのが日課になっていた。