「花火、終わちゃったね。」

「おう。」

「修、何か泣きそうな顔してるよ。」

結に顔見つめられる。


「俺、結のことが好きだよ。」


周りは帰り道を急ぐ人たちでにぎわっているけれど

時間が止まったように感じた