ごほ、ごほ

斎藤は、病床に伏していた。

襖が開き、みよが入ってきた。

みよ「先生、お薬の時間です」

斎藤「ごほ、ごほ、薬は飲みたくないと言ってるだろ」

みよ「でも飲まないと。病気が良くなりませんよ。」

斎藤「飲むと、頭がボーっとする。創作に障るんだ。。何度も言ってるじゃないか。」