蒼空斗side


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俺は中学1年生までは女が嫌いって訳じゃなかった。

彼女もいた。


でも、、ある日突然全部壊れてしまったんだ…



それは、いつも通り彼女を家まで送って

自分の家に帰ってた時だった。

さっき送ったはずの彼女…綾香が楽しそうに話ながら

男と並んで歩いてたんだ…

俺は頭が真っ白になった。

でも、次の瞬間もっと真っ白になることが起きたんだ。

それは、綾香と、男がキスしているところだった…

次の瞬間とっさに俺はその場から逃げたんだ。


2、3時間近くで時間を潰して

家に帰るといつもと違った雰囲気だった。

玄関には女物の靴が沢山あった。

家に入ると綾香がいたんだ。

沢山の女たちを連れて…

蒼空斗「綾香…どうしたんだ…?」

俺は綾香に恐る恐る聞くと

綾香は気持ち悪い笑顔をして言った。

綾香「蒼空斗…大好きだから、私の道具になってよ。」

それからのことはほとんど覚えてない。

思い出したくもない。

ただ、頭に深く刻まれたのは…


「蒼空斗は私の'物'でしょ?」


それからはもう女は誰も信じない。

そう決めたんだ…