ビピピピピピ…ガシャン!!!

「あっ…」

はじめまして、桜野 沙亜耶 サクラノ サアヤです!!

ちなみに、暴走族世界No.1美蝶の13代目総長をしてます!!もちろん正統派ね。

警察公認でたまに依頼されたりするんだよー!

通り名は夜蝶らしい。夜の繁華街に現れて蝶が舞うように喧嘩するかららしい。
私の他にも幹部がいるけどそれはまた今度ね!

そして只今、目覚まし時計を破壊してしまいました笑!

(笑うとこじゃないよ!!dy作者)
まぁまぁ仕方ないよ!
気にするな!
(う、うん…)

てか、今何時だろ??8時5分か~。
ま、高校行ってないからどうでもいいけど。

あ、ちゃんと1回いったんだよ?
でも色々あって校長先生殴っちゃったの!笑
それで退学になっちゃったんだよね。

母「沙亜耶ちゃんー!!!」

お母さんが「沙亜耶ちゃん」って呼ぶときは、
ろくなことないんだよねー…

母「ちょっと下りてきて話があるのーー!」

こういうときは無視無…
母「早くね?黒笑」

やっぱお母さんには叶わないわ。

すみませんでした。今行きます。

沙「今行く!!!」

トントントントントン ガチャ!バタン、ドン!!

沙「いい加減学べ、ばか親父。」

父「ひどいよ!!沙亜耶ちゃん!!」

沙「抱きつこうとするほうが悪いよな?黒笑」

父「すみませんでした!(怖っ!)」

あ、トントントンは、私が歩いてる音で、ガチャは、ドアを開けた音。バタンは閉めた音。ドンはドアを閉めたら親父が
ドアに激突した音。笑

毎回懲りないよね。バカだな。

沙「そういえば、お母さん話って??」

母「あ、そうそう。沙亜耶には全寮制の高校に行ってもらいまーす★荷物は全部運ばしたから!」

笑顔で言ったお母さん。

いやいや、ちょっと待って。
急だなおい!沙「名前は?」母「星稜高校よ!」

は?それって…
めっちゃ不良校じゃん!!いや別に大丈夫なんだけど…

??「マジで!?沙亜耶、星稜くんの!?」
あ、優兄。いつからここに!?

母「そうよ~!」沙「あたし行かないし!!こんな時期に転入なんてさ!」

母「行かないの?生きたくないの??あ、逝きたいのね??それに理事長は知り合いだから大丈夫よ?黒笑」

沙「行きます。生きたいです。てか理事長誰?」

母「あとでわかるわよー。」沙「そうですか。」

あーあ。言っちゃった。まぁ、仕方ないか…

沙「そういえばいつから行けばいいの??」

母「ん?今日からよ?あと、族のことと財閥のことは言いたかったら言って良いし、ばらして良いわよ~」

ばらして良いのか~。ま、ばらす気はないけどね。
で、学校は今日からか~。

ん??沙「は!!??今日から!!!?」

母「そうよー????早くしないと遅刻よ??」

ふと、時計を見ると8時25分。

沙「優兄!何時からなの?」

優「8時45分。」うん。こっから20分はかかるね。

沙「遅刻じゃん!!!優兄、行こ!」

優「おう。」

沙「制服は!?」母「そこにかけてあるわー。」

さっとリビングにかけてあった制服をとって急いで着替える。

あ、そういえばウィッグとカラコンしなきゃ。
私はね、髪が金色で目がスカイブルーなの!

美蝶ってバレたらダメだし、ウィッグとカラコンしていかなきゃ!

ま、夜蝶はtopsecretだから姿は分かんないんだけどね!一応ね!

沙「よし!」ウィッグは茶色でカラコンは黒!

沙「行ってきまーす!」優「行ってきます!!」

母父「行ってらっしゃいー!」

そんな感じでバタバタと学校にむかったのであった。