沙亜耶side。


病院について、今は十桜夜の病室に向かってる。

トントン、

「はい。」


ガラガラ、

沙「失礼します。」

カーテンを開けると、大好きな人。

沙「十桜夜!!」


私は駆け寄って抱きついた。

十「ただいま。沙亜耶。」

安心して涙がでる。


沙「良かった…いなくなんないで良かった…
あのとき私のせいで…!ごめんね。ごめん十桜夜。」

十「沙亜耶、ごめんよりありがとうが良いって沙亜耶が言ったんだろ?」

そうだったね。昔、十桜夜を庇って怪我したとき、十桜夜がずっとごめんって言うから。ごめんよりありがとうが好きだなって言ったんだよね。

沙「そうだね。ありがとう。」

十「うん。」

宏「いちゃつくのは良いけど場所と人の目考えよーね」

はっとして、十桜夜から離れようとすると、

ギュー。

沙「え、、」

十「俺ずっと寝てたから、沙亜耶もうどっか行っちゃったかと思った。良かった。」

私は再び涙が出る。

沙「どこにも行かないに決まってるでしょ?ありがとう。生きててくれて。ありがとう帰ってきてくれて。大好き。」

十「うん。俺も。」

鈴「おかえり!十桜夜!」

隆「おかえりなさい。」


十「そっちは?」

沙「あ!同盟を組んでる、光龍だよ。」

十「そっか。よろしく。」

光龍「よろしくお願いします!」



それから色々話して夕方になった。


沙「今日はもう帰るね。また明日来る。」

十「ああ。また明日。」

沙「うん。また明日。」

良かった。本当に。ありがとう。十桜夜。