「ほんとに?アタシ、一生彼方さんのこと大好きでい続けるからね?いつか、迷惑になっても、ずっと傍にいてやるからね?」


彼方に頭を抱えられながら、日美はゆっくりと言った。


生きてきた中で、最も幸せで、心地よい場所が、時間がそこにあった。


「いいよ。俺も、一生日美が大好きだから」


顔を真っ赤にしながら囁くと、彼方はそのまま、優しく日美のまぶたに口づけをした。