暴走族の相談役は私

「おっ!いいな!部室が俺らの溜まり場になるのか」

溜まり場?龍は何を言ってるのかな?

「ソファと家具を発注しないとですね」

雷はスマホを取り出し、何かをし始めた。

「寝たい」

はい、未だに謎の生き物。夜君。

「お菓子とか買いだめしなきゃ!」

わたしの手を振り回しながら目をキラキラさせている結斗くん。

そうこうしている間に、部室に辿りついた。

私は鍵を開けて中に入る。

えっ?何故今鍵を持っているかって?

鍵屋さんで作っちゃった☆