暴走族の相談役は私

悠人は心配そうに立ちあがり私の後についてくる。

「大丈夫だよ。てか私は息抜きしたいの。」

私は悠人の手を掴んだ。

とても大きくて暖かな手。

少し、意識したことは秘密。

私は、下駄箱の方へ向かった。

「さっ、仮彼女スタートね」

私は1度目を瞑る。

「悠人?早く行こー?」

私は、甘い声を出す。