◆ それから数日後。美波にも同じことを話した。 美波もとても驚いていた。 でも、美波もお母さんと同じことをいった。 全部が嘘なわけじゃないんじゃないかって。 「ほら、愛結が倒れて帰っちゃったときあったじゃない?あのときってまだ知り合ってすぐくらいのころだったでしょ?」 「うん」