「愛結、わたしをみくびんないでよね」 美波は怒った口調でそういった。 「え?」 「過去を話したらわたしが親友をやめるっていうと思ってたんでしょ?たしかにもし中学の時のままの愛結ならこのまま絶交とかもあったのかもしれない。でも、高1から一緒に過ごしてきた愛結は少なくともいい子で、優しくて、友達思いの愛結だよ」 でもそういった美波の言葉は優しくて温かくて、涙がポロポロ落ちてきた。 「愛結の想いは、ちゃんと伝わってると思う。その子にも」 美波は泣いているわたしを抱きしめてくれた。