暗闇の中に放たれた光~完全版~

普通の人よりたいして大きい声ではないのに

強く、凛として、どこかに少し悲しいような気持ちがある声に

俺は立ち止ってしまった。

初めて感じる。

強い気持ちに何倍も何倍も強い気持ちがそれを抑え込む感じ。

俺はどうすることもできなかった。


「それを、渡しなさい。」