暗闇の中に放たれた光~完全版~

犯行現場を家から遠いところし、万引きの計画を立てた。

誰かと鉢合わせするのは危険である。

歩いて約40分はかかるだろうが、遠ければ誰かと会うことはないはずだ。

ところが俺は焦っていた。

罪悪感から逃れようとした俺は、パーカーのフードを深くかぶり、下を向きながらそそくさと歩いた。

人込みに紛れ込んでいれば、存在を言わない限りわからないくらいに気配を消していたつもりだった。

しかし俺は運が悪かった。

何かにあたった衝撃で大きく後ろに倒れてしまった。