そんな事を考えていると、部屋のドアが開いた。


「ねーちゃん、うっせーよ!もっと静かにしろ。こっちは勉強してんだからな。ねーちゃんももっと勉強したら?ははっ」


拓は笑いながら私にそう言った。


「は?あんたお姉ちゃんに向かってどういう言い方してんの?もっと言い方があるでしょ!それに、私だって勉強してるんだからね!」


拓は笑いながら、


「ははっどーだかねー。恋ばっかりしか目がないくせにー」


「は⁉あんたもう出てってよ!」


拓はドアを閉めながら、


「言われなくても出ていきますよー」


私は拓が出てった後に、


「ほんっとむかつく!なんであんな言い方しかできないのかな!あの弟は!もう、寝よ!」


私は腹を立てながらも眠りについた。