私の方が絶対好きだ!!

郁人side

匠との事件から数日がすぎたある日

「郁人、なんか忘れてないですか?」

「え?」

怒った顔の瑞樹も可愛い

そんなことを考えてるなんて、
瑞樹に知られたら
引かれてしまうかもしれない

「だから!デートのこと!お家デートっ!」

「あー…」

「この際だからいうけど!」

「この前、わたしがダメか聞いた時、

目逸らしたじゃん!

あれ結構ショックだったんだからね!」


「いやぁ、あれは逸らしたというか…」


あれは、瑞樹の上目遣いが可愛すぎて

直視できなかったんだよ…

「本題はそのあと!

あのとき、郁人、ちゃーんと

お家デートのこと認めたからね?」



「え?そうだったかな?」


まぁ、あのとき感情抑えるのに

必死だったからなあー…


「次の休みの日、郁人の家いくから!」


「え?次の休み!?」


「もう、決定だから!!」

「楽しみー!
お昼一緒に作ったりしたいなー!」


まじか……

まぁ、親もいるし大丈夫だよな?