私の方が絶対好きだ!!

ノートを運ぶ途中だったのか

ノートを盛大に落としていた

「ちがうの!郁人!」


「いいよ、瀬川、俺が話す」


「は?なんなの」


「蓮見、ううん、郁人」




伊藤くんは郁人をまっすぐ見て言った




「郁人って……その顔っもしかして…」

「匠か?匠なのか?」



「覚えてるの?俺のこと」



「そりゃ覚えてるよ!」



「引っ越したあと、


匠のことすごく心配だったからな」


「でも、高校に通ってるってことは、


自分に自信もって変わることが


できたんだな!


匠は絶対変われると思ってた!」




「郁人っっ、



俺もう忘れられてると思ってた」



「匠っ、」