家に帰ってからも
頭に浮かぶのは
瑞樹と伊藤のことばかり
瑞樹が伊藤のことすきになったらどうしよ
伊藤が瑞樹のことすきになったらどうしよ
なんて頭の中で
ぐるぐると
変な妄想をしていると
窓の外はもう真っ暗だった
瑞樹はいつも、
この時刻にLINEをくれるのに
今日は来ない
なんで、なんで、
と頭の中で良くないことを
思い浮かべてしまい
俺は結局
「いまどこ?」
「学校にいるのか?」
「伊藤といっしょ?」
なんて、何回もLINEをした
1分、1秒も待っていられなくて
気づいたら、
俺は家を出て、
学校にむかっていた
学校につくと
下駄箱にはまだくつがあった
少しほっとし、
瑞樹の教室に向かおうとすると
声が聞こて……
