私の方が絶対好きだ!!

それから、

けっこー集中して作業をして

気づいたら下校時刻だった



「けっこー、遅いな、」

「瀬川おくってくよ」




「いやいや、大丈夫だよ」



「だーめっ、

女子がこの時間1人はあぶないって」


「あー、たしかに、

じゃあお言葉に甘えて」



そういって、


下駄箱にむかってたら






「瑞樹!」




「え?郁人?」




「遅いから迎えにきた、


LINE既読になんねーし」



「え?LINE?

うわ!ごめん!」




「てことで、伊藤、俺が送ってく」




「瀬川、よかったね、か、れ、しが来て」



「あ、うん!」




か、れ、し、ってなんだ?


なんでそんな言い方…



「帰るぞ」



「あ!まってよ郁人」



この時の私は、気づいていなかった




伊藤くんが


あんなに闇の深い笑顔で


笑っていたことを