まあ、でも確かに真音が浮つき出すのも仕方ないかも。
3つのチームに分かれたけれど、難波くんがいる衣装チームは女子が騒ぎ立てていたもんなあ。
難波くんは、大忙しになりそう。
なんだか可笑しくなって窓際の難波くんをチラッと見ると、ふと目があった。
その瞬間、ニヤッと笑ってこっちへ向かってくる。
えええ…、ちょっと待ってなんでくる!?
一応授業中って概念ないのかな!?いや、私も雑談しかしてないけど!
「せーれなちゃんっ。」
「はい…?」
「俺ね、衣装チームなんだよっ。」
「あ…、そうなんだ…。」
嘘です、ごめんなさい知ってます。
初めて知ったみたいなリアクションしてごめんなさい。
さっきから散々話してましたからね。
「…え、難波くんっ!?!?」
…わ、真音が気づいた。
上の空だった真音が正気に戻るどころか、悲鳴をあげる。

