ダメ。俺のそばにいて。







「全員分ってなると、結構衣装大変じゃない?」




全部決め終わったLHRの残り時間で雑談しようと後ろを振り向く。




「確かに!でも、その分やり甲斐があるっ!だってあの難波蒼と相原茉優にコスプレさせられるんだよ!?キタキタキタ私の時代っ!もう任せてっ!!」




あ、なるほど。そういえば真音、ずっと「難波くんに新撰組の衣装着せたい」って言ってた。




それが狙いか〜って思ってクスッと笑うと、真音が目を光らせる。



え、なに?なんか狙われた?




「星玲奈だって絶対可愛くしてあげるから任せてね!私、こう見えて裁縫だけはできるの!他の家庭的なもの壊滅的だけど!」



「いや、私はそこらへんの着ぐるみとかでいい。」



「何言ってんの!?何の物語をやるつもり!?」




…真っ白しろすけとか?



ああ、そうだ、衣装チームが全員に何を着させるのか決める特権を持っているんだった。



いやー…、もう可愛いのは全部茉優に持ってかれるんだから最初から期待なんてしてないっ!



誰得って感じにしかならないから、地味なの着させてください!



真っ白しろすけは流石に目立つか!やっぱり却下で!