「茉優、これ焼けてるよ?食べる?」



「ありがとう〜、食べる!」




いつものように焼けたお肉を茉優のお皿へとよそると、左の真音から突っ込まれた。




「いやいやお母さんか!」



「えっ、だって普段からこうだし…。」



「星玲奈はね、甘やかすの上手いんだよ〜!」



「うっ…まあ、こんなに可愛い子なら甘やかしちゃうかも…!」



胸を押さえて本気で納得し出した真音に笑う。




昔から焼肉に来ると、なんだか茉優には焼かせられないんだよね…。




過保護ってよく言われるんだけど。




「んふふ〜、美味しい!」



「美味しいね〜。」



「カップルか!」



顔を見合わせていると、また突っ込まれた。



ちなみに、それもよく言われる!




あんまり腑に落ちないけどね!