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「ここの枠に緑山さんを入れるのはどうかな?」
「でもそうすると、部活とシフトが被っちゃうよ。」
「そっかぁ、じゃあやっぱりここは品川くんだねっ。」
あっという間に学園祭前日。
午後の授業はカットで、今食べているお昼ご飯が終わったら、存分に準備時間だ。
と言っても、全員分の衣装はもう作り終わっていて、材料の買い出しと教室の装飾をすれば完成という好調っぷり。
まあ、茉優と顔を突き合わせながらやっているシフト調整が最後の鬼門かも…。
部活の出し物がある人もいるし、ここがいい!なんて要望もあるし、パズルみたいで地味に難しい。
でもなんとか、大方は決まったかなー…?
「ていうか茉優と難波くんってどれくらいシフト入るの?」
「えっ、みんなと同じくらいだよ?」
「そうなの?だって特典があるから、お店にいなきゃじゃないの?」
シンプルに聞いてみただけなのに、何故かキョトンとされる。
え、いや、普通に考えてそうだよね?

