「だめよ!



そんなの私が認めないわ!



なんで小境があんな


ひきこもりの本郷家の恥でしかない


陽向につくのよ!



小境がいいって言っても私が許さないわ!」



「舞凛!



いくらお前でも言っていいことと


悪いことがあるぞ。



それに俺は陽向を


本郷家の恥だなんて一度も思ったことは無いし


陽向にだって色々と訳があるのは


お前も分かっているだろう。



悪いが小境を陽向につけることはもう決めたことなんだ。」



「……っ。…わかったわよ。」




本郷様の言葉に


何も言い返せなくなった


舞凛様は部屋を出ていった。



……あれ。私引き受けるとは


最後まで言ってない気がしますが



まぁ断るつもりもありませんでしたし



触れないように致しましょう。