図書室の魔女

それから僕は魔女さんと僕は少しずつ話すようになった。
「魔女さんはなぎなた部なんだ。」
うちの学校のなぎなた部は毎年全国大会に出場するほどの強豪だ。
「えぇ。あなたは?」
「僕は…、文芸部かな。」
「文芸部かぁ。小説書いたりとかするの?」
「本を読むのは好きだけど…。できるかはわからない。でも、やりたいことがあるから。」
「やりたいこと?それって何?」
魔女さんは不思議そうな顔をする。
「秘密だよ。」
いつか、魔女さんを題材にした小説が書きたいなんて言えるわけないじゃないか。