マンションのほぼ真下にある公園で、小さかったたいちゃんはガキ大将の子にいじめられて泣いていた。 「お隣に引っ越してきた、あかぎ たいようくん?」 「…」 「わたしね、そらの うい、よろしくね!!」 「…」 「どうして泣いてるの?」 「僕が小さくて弱虫だから、女の子みたいだっていじめるんだ」 「そんなことないよ!たいようくんはキレイなお花みたいだよ」