私の好きな人


それは、



いつもドキドキさせる君


どんどん好きになる


私の大好きな人。




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ちょっぴり天然で真っ直ぐな性格
高校1年生
河野なびき(コウノナビキ)

×

俺様で男女に人気な
高校2年生
上原咲夜(ウエハラサクヤ)


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ゴンッ!


「~っっ!!痛ったーーー!!!」


お母さんが亡くなって


一人暮らしのリビングに


朝早くご飯を食べようと向かうと


机に足をぶつけてしまった!


いつも必ずどこかぶつかるが


さすがに足は痛かった...




あたしは河野なびき


今日から高校1年生になる!



あたしは足の痛さを我慢し


朝食を食べ始める


ご飯を食べ終わり時計を見ると...


カチッ


「うわぁ~~!遅れる!!」


高校1年生になる~♪


と、浮かれていたら


学校の始まる30分前になっていた


家から学校までは


早くても20分はかかる


普通に歩いていたら遅刻だ!


身だしなみを整えて


急いで家を出る


あと少しで学校という所で


転んでしまった


「痛っ」


痛いけどそんな暇はないと


立とうとすると


目の前に手を差し出された


「誰だ?」と思い見上げてみると



今まで見たことないような


黒髪の長めのさらっさらな


髪をなびかせる


イケメンがいた


驚いてじっと見ていると


「早く立てよ」


と言われた


あたしは慌てて立ったら


バランスが取れなくて


その謎のイケメンに


抱きついてしまった


「!!ごめんなさい!」


恥ずかしくて



急いで逃げるあたし



あっ!名前聞くの忘れた!


と思って後ろを振り向くと


もういなかった




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「はぁーー」


と、大きなため息をついた


あたしの前の席の


親友、真野 環が


きょとんとしてあたしを見る


「どうしたの?」



あたしは環に


朝足をぶつけたこと、


転んだことを話した


そして


そして謎のイケメンが助けてくれた


ことを話した


ため息をつくあたしと


目をキラキラさせる環


「イケメン!?なんかロマンティック


な展開ね!!」


あたしには何がロマンティックか


分からない


環は恋愛の話が大好きで


なんでも恋愛の話に繋げる


「まあ、名前聞き忘れちゃったんだけど


確か同じ制服を着てた気がする」


あ、イケメンには興味ないからね?


「?同じ学校でイケメン?


...あー!!そういえば私たちの1つ上


の学年に上原咲夜っていう


イケメンがいた気がする!!」



「確かに年上っぽかったけど


そんな偶然ないでしょ~」


と、笑ったあたし


イケメンが好きな環に


キッ!と睨まれる


「ひっ!」


環の睨みが怖かったあたしは


つい声をがしてしまった


「もーーー!なんで夢がないの!?」



と、ほっぺを膨らます環に



怒られてしまった



そんな事をしていたら


もう入学式の時間になった


新入生のあたしたちは


体育館へと移動する





なんだかんだで入学式が終わり



HRも終わり、帰る途中



廊下で誰かに呼ばれた


「おい」



振り向くと朝の



謎のイケメンがこっちに来ていた



びっくりしていると


あるものを渡された


ハンカチだった



「朝転んだときに落ちてたぞ」


「はい」と、言って渡されたハンカチ



「ありがとうございます!!」


お母さんがくれたお気に入りの



ハンカチだったの



見つかって安心した~



「あ、あの!名前教えてもらっても


いいですか?」



「俺は、上原咲夜。2年だ。


よろしくな?



河野なびきちゃん?」


ニヤッと口角を少し上げ、


あたしの今日はポニーテールではない


色素の薄い少し赤みがかった


髪を触る


そんなことにドキッと



してしまうあたしを見て



面白そうに笑う咲夜先輩



「それじゃ、また会おうな!


なびき」


と、手をポケットに入れながら


歩いていった



咲夜先輩の距離感に


ドキドキしながら帰った




あたしは家に着いて


いろいろ済ませていたら


もう寝る時間になっていた


ベッドに寝転がり


目を閉じると


咲夜先輩のことを思い出して


また顔が赤くなる


「変なの...」


今までこんなに


ドキドキしたことがない


この気持ちは何だろと



考えたけどわからないから


もう寝よう



眠い目を擦りながら


布団をかぶって寝た





次の日、学校で環に


昨日のことを話そうと考えて


いたら環の言ってたイケメンが


咲夜先輩と一緒の名前だと


気がついた!


早く環に話そうと小走りで


学校へ向かった


「おはよ~!環!」


「おはよ~なびき」


「そんなに急いでどうしたの?」


「あのね!昨日話してたイケメンと


環が言ってた上原咲夜って


一緒の人だったの!!」


「やっぱり~?」


「昨日帰る途中でね、咲夜先輩に


落としたハンカチを拾ってもらって


喋ってたの」



そしてあたしは昨日


咲夜先輩にされたことや


変なドキドキした気持ちを


環に全部話した



そうすると環は


元から大きいぱっちりな二重の目を


いつも以上に大きく開いて


「それ、恋じゃんかっ!!!」



と、あたしに言った



初恋がまだのあたしは


「こ、恋??」



と、環の迫力と自分の気持ちに


驚いた



恋だと、咲夜先輩が好きだと



自覚したら



すごくドキドキしてきた


「ま!これからがんばりなよ!」



「え?なんでがんばるの?」


「何言ってんの!上原咲夜って


この学校で1番モテて俺様で


かっこいいって有名だよ?」



そ、そんな知らなかった...


「まあ、なびきなら咲夜先輩に負けない



くらいモテるから大丈夫か!」



「大丈夫じゃないよ!あたしなんか


かわいくないし、絶対無理だよー」



「もう!いいから自信もって


がんばりな!!」



「わかったー、がんはってみる!


ありがとう環!!」



環に応援され勇気が出た




咲夜先輩のことを考えていたら



いつの間にか



お昼休みの時間になっていた



環と一緒にいつもいるけど



今日は環は委員会があるんだって~




話したいこといっぱいあったのにな...



「よしっ!」



あたしは今日は屋上で


食べることにした



ガチャッ



屋上の扉を開けると



少し涼しい風がきた



屋上のベンチに座って



お弁当を食べ始めた



「ん~!!おいしっ!」



自分でいつも作ってるけど



我ながらおいしいと思う!



「咲夜先輩にも食べてほしいな」




と、思っていたら



ゴソゴソ



と、音が聞こえた



「ん?」



「なんだ?」と思って



ロフトを見てみると




咲夜先輩が寝ていた!



あたしは咲夜先輩の寝顔を見るために



近くに行った


まだぐっすり寝ていた



「か、か、可愛いぃ~~!!」



と小さな声で言った



あたしっていつこんなに
変態になったんだろう?



あまりの可愛さにほっぺを



ツンツンとしてみる


ぷにっ


柔らかっ!


なんてことを思っていたら



いきなり


腕を引っ張られて


咲夜先輩の上に乗る形に



なってしまった


びっくりしたのと同時に



咲夜先輩に思い切り
抱きしめられていて動けない...



咲夜先輩の顔を見てみると


ニヤニヤした顔で



面白そうにあたしを見ていた



「咲夜先輩いつの間に


起きていたんですか!?」





「なびきが来てから」



「どうしてあたしって
わかったんですか!?」



「なびきが大好きだから」




ほら、そう言ってドキドキさせる


「咲夜先輩!あたしも先輩のこと
この世界でいちばーん
大好きです!!!」







あたしの大好きな人、それは、
上原咲夜です!!









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□あとがき□


はじめてかいて意味わかんない感じに
なってしまいました。


これからはもっと勉強して
いい作品を作っていきたいと
思っています!



今回はこんなだめなグダグダな
仕上がりになりましたが
これからもよろしくお願いします!