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「よーしっ!弁当完成!」
私は色とりどりに詰めた具を眺め、満足げに頷く。
自分で言うのもなんだけどさ⋯⋯おいしそう。とても。
カップに入った野菜炒めと、かわいいつまようじに刺したハムときゅうり。
加えて、太陽の好きな唐揚げとハンバーグを贅沢につめた。
じゅるり。
どうしよう、私が食べたい⋯⋯
いや、ダメだダメだ!
わたしは自分の欲望を断ち切るため、パコッと弁当のフタをしめて、袋にいれた。
これ忘れたら、太陽今日の昼ごはん抜きになっちゃうからね。
忘れないようにしなきゃ!
わたしは念には念を入れて、バックの中に先につめておくことにした。
バックを手にとり、弁当箱を入れようとしたその時、
ブルルル⋯⋯
ん?
何かの振動音がした。
スマホかな?
私はスマホを手にとり、画面を開く。
⋯⋯あれ?なにもきてない
その瞬間、わたしはハッとして勢いよくカーテンを開けた。
するとそこには
「おーい涼那ちゃん!遅刻するよ!乗って乗ってー」
⋯⋯だろうなとは思いましたよ。

