「……つ、着いた…」





何とか太陽を誤魔化しながら、やっと教室についた私。




ここに来るまでも、沢山のギラギラした目に見られ続けて…





もう人間恐怖症になりそうでした。





「…もう早く机に突っ伏して、寝たフリしよう…」





「や、待て待て。俺の質問散々交わして寝るとかありえな__……」





__ガラガラッ




私は太陽を軽くスルーして、教室のドアを開ける。




……あぁ、やっと沢山の目から開放される…











……と思ったのもつかの間。





「あ!みんな来たよっ!ねえねえ、今流れてる噂って_」





「あれ、登校は一緒じゃないの?一緒に来るかと思ってた_」






「ねー!昨日全然喋ってなかったのに、2人って一体どういう関係_」






……激しい激しい、質問攻めが待っていました。