冷たい君の不器用な仮面









「ごっめ~ん!今からちょっとだけ優しくないことするけど____許してね?」









急に耳元で囁かれた言葉に、ビクッと体を震わせる。









暗くて周りは見えない。






さっきまで聞こえていたザワザワとした声が、いつの間に消えている。









私とこの男だけが一瞬で別の場所に飛ばされたような感じだ。








そんな空間に、ふとある感覚が蘇る。







___足も手も動かない



暗くて何も見えない



たくさんの荒い息が聞こえる



痛みと不快感が永遠と体を襲う



こだまする私の泣き叫ぶ声



それを楽しそうに見つめる……__



「っいやあああぁぁぁ!」








怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い







コ ワ イ





体がガクガク震える







思い出したくもないあの感覚、あの雰囲気が溢れだしてくる。







嫌だやめて






それ以上私に触れないで






やっと、やっと克服できたんだ





太陽のおかげで、やっと忘れられたんだ






なのに……なのに____っっ







私にそれを思い出させないで!!!!!!!!!