「涼那ーー……もう勘弁してくれよ…何年俺が待ってると思って……」 「え?なんて?」 「………いや何もねえよ…」 太陽は大きくため息をつき、くしゃしゃっと私の髪をかき回した。 「わっ」 「もういいわ。いくらでも待ってやるから__」 太陽は髪を直す私と目を合わせる。 そして 「ちゃんと俺を見てろよ?」 不覚にもドキッとするような笑顔を向けて、そう言ったんだ。