冷たい君の不器用な仮面





「「「はあああ?!?!」」」







その瞬間、クラス中の人の声が大きく重なった。





それと同時に、さっきまで静まり返っていた教室にどよめきが広がる。









……えっ、なになに。私なんか変な事言った?








みんなの異常な反応に、私はひたすら頭の上にハテナを浮かべる。








…ただ太陽にお礼を言っただけなのに









なんでみんなそんな興味津々な目で見てくるの?







ただ私には、本当に意味がわからなかった。







私は助けを求めるように頬を押さえたままの太陽に視線を移す。







すると太陽はボッと顔を赤くして、ガタンっとイスから立ち上がった。







……え、なんか太陽までおかしいんだけど!








「…おまっ…なんだいきなり!…ていうか、1回教室出るぞ…っ」








太陽がみんなから集まる視線により顔を真っ赤にして、私の腕をつかみ歩き出す。







「え?なんで?ちょっと、太陽??」








何で教室でるの?もうすぐ昼休み終了のチャイムなっちゃうのに…








私は太陽の行動に首を傾げながらも、大人しく太陽のあとについて行く。









その間も、クラスメートたちの強烈な視線はずっと私たちに向けられていた。







………私、なんか変なことしちゃったの?