冷たい君の不器用な仮面









そのとき、







「……ん…」







ベットの上のレイがムクリと起き上がり、私をぼうっと見つめる。








しばらくすると視界がはっきりしてきたのか、私と目が合うと目を大きく見開いた。







「お前…また来たのか」








「またって何!毎日来るつもりなんだけど?!」







「……」








「えっ、迷惑?」







いきなり黙り込んだレイに、私は心配になりじっとレイの目を見つめる。






するとレイは目を逸らし、いや、と首を振った。







「?じゃあ、毎日きていいの?」







「……好きにしろ」







「やったー!まあ、断られても来るつもりだったけど!」






「じゃあ何で聞くんだよ」







「なんでだろう。それよりさー!」






私はガバッとケーキの入った袋を持ち上げ、レイに押し付けた。







「一緒にやけ食いしよー!」







「……は?」







レイは、一気に眉間にシワを寄せた。