冷たい君の不器用な仮面


「__はー、着いた!」







私は歩き疲れた足をさすりながらも、何とかレイの病室にたどり着く。






……やっぱ、歩いて行くのはちょっとキツいな…時間もかかるし







家を出てから40分は歩いた。







そう遠くはないけど、近くもない…






そう思いながらも、私は軽くノックしてスライド式のドアを開く。









「レイー今日もケーキって来たよー」







私はまたもや閉まっているカーテンに手をかけ、中を覗いた。








__……って、また寝てるじゃん!











そう、昨日来たと同様レイは寝息をたてながら寝ていた。







せっかく一緒にやけ食いしようと思ってたのにー………






私は肩を落として、レイを見つめる。







…それにしても相変わらず、綺麗な寝顔だ







すっかり熟睡してる。









でもやっぱり、疲れてるんだろうな…いつものレイなら誰か来たら物音でぐに目を覚ますだろうに。








私は大量に買い込んだケーキを、ドサッと近くのテーブルに置く。








そして、昨日座ったイスにまた腰掛けた。