私も、自分の夜の仕事でユウやレイに嫌われたくなくて、ずっとみんなに隠してた。
でもマスターやユウに話しても、2人は私を嫌いにならなかった。
それどころか、店で働くことまで提案してくれて本当に嬉しかったんだ。
………でも
レイもそうとは限らない。
私にとって、レイに嫌われることか何よりも怖い。
今まで以上に拒絶されるなんて…
___絶対に耐えられない。
………そう確信してるから。
なんでかは分からないけど、レイに拒絶されると、すごく胸が苦しくなる。
思わず泣きそうになる。
……だから、レイにだけは、絶対に言ってはいけない。
何があったとしても。
どんなことが起きたとしても。
__絶対に隠し通さなければならないんだ。

