冷たい君の不器用な仮面


















___……次に、私たちはそれぞれの役割の内容を決めた。







くらまし組の私は、スマホのアラームをセットし、どこか見つかりにくい場所へ隠して、暴走族たちの前でけむり玉を投げる。







こうして一時的なパニック状態を起こし、見張りの視界を奪う。


















__…その隙に動くのが、待機組であるマスターとユウだ。











待機組の目的は、私が起こした混乱状態を利用して、あの建物の中に入ること。









1つしかないドアから中に入るためには、この一瞬の隙をつくしかない。










そのため、私が混乱状態を起こせなくても、2人が中に入れなくても、この作戦は失敗となってしまうのだ。