まず、溜まり場の奥にある建物の近くで待機する人と、暴走族の目をくらます人に分かれる。
ここでの役割分担は、私の希望によりマスターとユウが待機組、私はくらまし組となった。
目をくらませる方がよっぽど危険だから、私の希望には2人とも大反対した。
でも私は、この希望を曲げなかった。
___だって、ここまでことを大きくしてしまったのは私のせいだから。
やれることなら、何でもしたい。
それに、こんなことくらいなんて事無いんだ。
__レイの、あの体の傷に比べたら……
私はあのレイの痛々しい姿を思い出しぐっと、唇を噛み締めた。

