冷たい君の不器用な仮面





それからしばらく経って、レイと仲良くなった頃も。







たまに、どこか遠いところを見るような目でぼうっとしていることが多くあった。






ーーレイがふと見せる、切なく憂いを含んだ瞳。








何か事情があって、こんな切ない瞳をしているのだろう。









それは分かってたけど、それを聞き出すことがなかなか出来なかった。













ーーこれ以上、踏み込むな。







ーー俺に、近づくな。








……そう、レイに言われているような気がして。









勇気が、どうしても出せなかったんだ。







やっぱり私はレイやユウに嫌われるのが怖い。






どんなことがあろうと、私はずっと2人と一緒に入られたら、なんて思ってる。








ーーでもだからこそ、知りたいとも思う。