菜々美 side

一方……。

今日は土曜日。

おそらく今の時間は家で休んでいる。

……。

いた……!

「茂神さん!」

私は歩いている茂神さんを見つけた。

「……及川さん。何か?」

「……ちょっとお話しない?」

「……いいわよ」

数十分後。

私と茂神さんは茂神さんの提案で彼女の家、茂神神社に来た。

「で、話しって何?」

「……あなた、柚季を殺そうとしたでしょ?」

私は直球に聞いた。