柚季 side

「ん~っ!気持ちいいね」

「そうだね」

「ちょっと遠く行こうよ!」

「ちょっとだけね」

「うん!」

久々に菜々美と2人で出かけたなー

んー!

やっぱり、外はいいよ

気持ちいい

それから私たちはいろんな所を歩いた

すると……

「あっ、柚季!菜々美!」

「あっ!悠真!!」

悠真が近くに来た

「なんであんたがここにいんの?」

「ちょっとぶらぶらっと」

「ねぇ、一緒にどっか行かない?」

私は提案してみた

「おっ!行く行く!」

ホッ

悠真が普通に接してくれるから、気持ちが楽になる

「えぇ~。来んの?」

「いいだろ?柚季がいいって言ってるし」

「お願い、菜々美」

「……」

「ねっ?」

私は菜々美に必死にお願いした