「奏多はどこに行きたい?」

奏多に話しを振ってみた

「どこでも」

「悠真は?」

悠真にも

「柚季が行きたい所でいいよ」

「じゃあ、カフェ!」

「私は?」

菜々美が少し不満そうな感じに聞いてきた

「どうせ、カフェでしょ?」

「うん」

「じゃあ、決まり」

「行くか」