「橘、これは教卓の上に置いておいてくれ」
「はい、分かりました」
どさっとノートが14冊のせられその上にバッジのかごが置かれた。
重っ…
1-2まで運ぶのか…辛いな…
階段長いし…
「ちょっと橘!落とす!落とすってば!」
「えっ?」
あー!!
落ちる!
「よっと… ふぅ、セーフ!」
「あっありがとう!」
「おう!半分持つわ、重っ…女子にこんなもん持たすとかてんてん鬼…」
手伝ってくれるの?こんなキモくて根暗な私を?
「3組までだよな?」
「うん、手伝ってくれてありがとう!」
「クラスメートなんだから当然だろ!」
「えっ?クラスメート?」
あっ、そういえば、逢沢和也って人いた気がする。
いじめられないか不安であんまり聞いてなかったや

