それから私は、君を避けるようになりました。 怖くて、君を見てると辛くて、話すことも出来なかった。 私は本当に弱虫でした。 なのにね、君はいつものように、 「なあなあ。テスト何点だった?」 って聞いてくれたよね。 嬉しくて泣きそうになった。 「大丈夫。分かってるから。」って、ボソッと言ってたことも聞こえたよ。 君の優しさに救われて、君の優しさにまた好きになった。 卒業まで、君と楽しく過ごすことが出来た。