「オレ…正直榛名のことよく知らないんだけど、、、でも、、、嫌いではないよ。」 パッと顔を上げた顔は真っ赤で潤んだ目をしていた。 凄く明るいわけでもないし、よく話すわけでもない。 だけど、榛名の透き通った声と飾り気のない笑顔は、嫌いじゃない。 むしろ好きな気がする。 「同じ高校だし、付き合う?」 「うん!!!」 ほぼかぶり気味の返事。でもなんだか可愛く思えた。